□お知らせ□
○2023SS 新作リリース
10/7.8.9.10 each at 22:00
○合同展
10.13-10.16 rooms 渋谷ヒカリエ
○新作&定番作品POP UP
-東京 10.28-10.30
stoop gallery open 12:00-19:00
-京都 11.3-11.13(11/8.9.10定休)
酢橘堂 open 13:00-18:00
【2023SS 先行予約受付】
2022.10.22 22:00 - 2022.11.13 24:00
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谷川俊太郎の「朝のリレー」を小学生か中学生の国語の授業ぶりに読みました。
スッと頭に入ってくる情景と、救われるような文章に谷川俊太郎の詩が好きであることを再確認。
他の知らない詩も読みたくなったので、谷川俊太郎の「20億光年の孤独(1952)」〜「空に小鳥がいなくなった日(1974)」までが載った「谷川俊太郎詩選集1」を購入。
息抜きがてら手にとってパラパラと見ているのですが、「生きる(1956[絵本より] )」の詩が響きました。
生きるというより生かすものがメインで描かれています。
気になった方はぜひ調べてみてください。
「生きる」というタイトルの詩は2つあり、1971年の方ではなく1956年の方です。
その詩を読んで今の自分を生かしているものを考えたくなったのでここに書き留めておきます。
朝
外から聞こえてくる鳥の声が生かす
仕事場までの自転車もしくは徒歩の運動が生かす
毎日買うピーナツサンドが生かす
仕事場で淹れるコーヒーが生かす
今日の発送物が生かす
昼
冷凍おかずとご飯と味噌汁が生かす
未来への打ち合わせが生かす
スタッフと今日作っているものが生かす
今日の注文が生かす
友人からの連絡が生かす
青空と夕暮れの境目が生かす
夜
友人との酒やたわいもない話が生かす
溜めたお風呂のお湯が生かす
薄明かりで流す音楽が生かす
寝る前に読む本が生かす
外から聞こえてくる虫の声が生かす
自分はこんなにも生かされているものなのだと感じます。
同時に自分が生かされていると感じていることのいくらかは、逆に何かを生かしていることにも感じます。
2022.10.9
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KENTO HASHIGUCHI
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