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KENTO HASHIGUCHI

2022SS -crumple- specimen board



2022SS crumpleシリーズにてリリースしたアートピースボード



○-crumple-とは「くしゃくしゃにする」という意味。

-FOLD-シリーズに続き、今回も「紙」の特徴から着想を得た。

紙をくしゃくしゃにするとき、その動作は一見意図的なものに思えるが、入ったシワの一つ一つに注目すると、それらは私たちの意図の範囲外で起きていることがわかる。

私たちは狙ってそこにシワを入れているわけではない。

シワは私たちの意思から独立した結果をもたらす。

今回、私たちはその与えられた結果をデザインとして評価する。

一種のジェネラティブデザイン(アルゴリズミックデザイン)である。

また、シワたちは再現不可能なライブ性も持ち合わせる。

一度くしゃくしゃにした紙を広げ、また全く同じ状態に戻すことは不可能である。

○作品説明

1点1点ランダムに生成されるcrumple生地のシワを閉じ込めたアートボード。シワ入れ作業、伸ばす作業、微調整を繰り返し、その時のベストに感じた状態でボード内に固定し、その状態を維持。人為的でありながら自然法則(アルゴリズム)によって生成されたシワを私たちが評価するためのものです。完全ランダムで同じものを作ることは不可なので写真はおおよそのイメージとなります。アートボード自体は自立可能。壁にかけるために額の裏面の金具を純正から変更。画鋲2つで壁に対して真っ直ぐに設置できるようにしております。そのため背面には前についていた金具の跡が残っていますが展示する上では影響はありません。


SIZE:

・A4(W23 × H32 × D3.5cm)

・A3(W32 × H44 × D5cm)




photo:YUKI NOBUHARA


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販売に関するお知らせなどの受け取りは以下より

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